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創作短編(悪魔から逃れた国) [お話]

女神対悪魔のイメージ画


 とある村に、一人の男が住んでいました。 毎日、鳥や動物達に囲まれ、鳥の囁きを聞くのが楽しみでした。 村人から見ると、まるで鳥や動物達とお話をしているように見えます。[晴れ]


 この男は信心深く、神様を信じており、毎日皆の平和な暮らしを祈っておりました。 神様が、鳥や動物たちとお話ができる力を与えているのです。[ぴかぴか(新しい)]


 巷では、科学技術が進歩し、IT成金が増えています。 拝金主義により、一部の人に富が集中し、名画蒐集を自慢しているようです。[ふくろ]


 鳥が、風の便りに世の中の苦しむ人々の声を伝えています。 村の広報では、ワタシ・ワタシ詐欺のなりすまし事件を伝えています。[演劇] 国の広報も、嘘のようなニュースが多く、欺瞞な国となっているようです。 国では、このことを放ったらかしです。今までの法治国家から、放置国家になっているようです。[もうやだ~(悲しい顔)]


 穏やかに暮らしていましたが、ある日突然、野鳩が大きな声で鳴いたり、近所の犬がけたたましく吠えるようになりました。その日から、毎日のように夜中まで、外が騒がしく感じていました。平和で暮らしていた、この男の住んでいた所にも、喧騒が持ち込まれたようです。年寄りの多い村に余所者が入り込み、人の好い村人を騙しているようです。[ふらふら]


 男は、世の中の苦しむ人を何とかしなければと、神様にお願いしました。男は、誰かそのような事が出来る人が現れないかと、待っていました。祈り続けて半年が過ぎた頃、「いつもつまらない願いばかり聞いているが、これは、神としてもやりがいがある。」と言う声が聞こえました。[ぴかぴか(新しい)]


男は、黒い額縁の青み掛かった古い絵を見つけました。単なる額縁の中の付いた絵と思ったのですが、不思議と絵の中の人とお話が出来るようです。神様は、「この国には、お前の他に誰一人として皆を助けようとする者はおりません。そなたが、この絵の中の女の人と共に、平和な世界を作り上げなさい。但し、二年間ですよ。」とおっしゃりました。正に、絵に描いたような聡明で美しい女性に見える女神です。[わーい(嬉しい顔)]


 ところが、悪魔がこの村にも忍び込み、その絵からは、男を罵る声しか聞こえなくなりました。男は、悪魔が神を名乗り始めたように感じ、「やめなさい。悪魔で神を名乗るのか」とつぶやきました。[ちっ(怒った顔)]


 毎日毎日、男は罵られ続けました。流石に腹を立て「悪魔め、この国をどうしようとしているのだ。お前達の様な悪魔に席捲されては、国が成り立たなくなるぞ。」と、絵の中の悪魔に向かって、言い放ちました。しかし、悪魔は平然と「怒涛の攻撃、何するものぞ。」と返してきます。[ふらふら]


 このことを、皆に伝えようにも、伝える術が有りません。まるで、有り得ない事なのです。悪魔に魅入られた人々を何とかしようと思いましたが、狡猾な悪魔は人々を洗脳し、男を孤立させました。[もうやだ~(悲しい顔)]


 何とか人々の洗脳を解除しようと、「その状態を、皆が良く知っている事に例えたり、理で諭したり」と色々な方法を試してみました。徐々に、その考えが伝わり、一番先に子供達が気付き、鳥達が慰めてくれるようになりました。しかし、一向に悪魔の力は、衰えません。徐々に、国全体に拡散していくようでした。[台風]


 悪魔の力は強く、男の考えていることを先回りして盗んでしまいます。悪魔が盗んだのに、この男が私の考えを盗んだスパイだと言われる始末です。罪を置換されてしまうのです。悪魔のしでかした罪も、この男の仕業に置換してくるのです。その上、「この男の罪は、ちかんだ。」と言いふらされてしまいます。[パンチ]


 悪魔には様々な攻撃手段が有り、その一つとして、人を馬鹿にしてしまう「クルクルパー」が有ります。これが結構堪えました。この男の所に「来て、お話する予定が有る」と言いながら、「お前のせいでダメになった。」と悪者に仕立て上げて来るのです。来る、来ると言って置きながら、パーになったという「クルクルパー」攻撃です。村人は事態を把握して、洗脳から逃れたのに、悪魔は図太く「村に頼まれた」と伝えて来ます。[手(パー)]


 どのように実現するか考えるどころでは有りません。周りから「死罪、死罪」などと煩く騒がれ、寝ていても、悪魔が起こしに来るのです。途方に暮れていましたが、神が月などの姿を借りて、神の御加護を示して頂きました。男は、その不思議な光景に神の力を信じて、毎日祈り続けました。[ぴかぴか(新しい)]


 人の力以外の力が、感じられました。悪魔の声が凄まじい時に、「トントンからりんと、邪魔するぞ」と空から大きな声が聞こえ、一瞬にして静けさを取り戻したことも有りました。「とんトントンからりんと隣組」は明るい歌声ですが、戦時中を彷彿させます。戦争は絶対に嫌だなと思いながら、神の御力を借りながら、男は何とか生きながらえているだけでした。[がく~(落胆した顔)]


 額縁の中から出てきた美女は国の広報となり、悪魔に洗脳されながらも、国民に伝えられる範囲で、このことを伝えました。悪魔の要望通りでしたが、国民に取って国の異変が伝わりました。始めは、悪魔に洗脳されていた国民も、徐々に事態を理解して行きました。[どんっ(衝撃)]


 そうこうしている内、二年の期限が近付いて来ました。男は諦めて、「もう、この国はダメだ。せめて、他国が悪魔に侵略されるのを、防がなければ」と口に出しました。そうしなければ、悪魔の民族として、他の国から疎まれる存在になってしまうと考えたのです[バッド(下向き矢印)]


 盗まれて悪用されても良いので、国の正さなければいけない点を纏めようとしました。それを広報で国民に示したために、国民は、悪魔の妨害に気付き、悪魔に騙されかけている事を理解し始めました。[ひらめき]


 国民が国の事態を真剣に考え始めました。元通り、皆で知恵を出して、一番良い方法により、運営する国家となり、国民は平和で良い暮らしを続けられることになりました。[わーい(嬉しい顔)]


 女神は、また額縁の中に戻り、光輝いています。男は、この名画を生涯の宝物としました。[プレゼント]


 いつ人の心の内に、悪魔が忍び込むか分かりません。他人に干渉しようとすると、心の内に悪魔が忍び込む隙が生じます。この国ではこれを教訓とし、個人を尊重するモラルを徹底して、差別やいじめ、からかい等が無いようにしました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]


- あとがき -

 「人を安易に信じれば、騙される。神(宗教)を信じる者は、救われる。」心の拠り所を持ち、自分を信じることが必要であると、改めて考じています。  「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」 上杉鷹山の訓です。信念に基づき努力すれば、探せばどこかに道は有ります。出来ない言い訳は、直ぐに見つかります。出来ませんと諦めなければ、道半ばなのです。夢が大きければ、途中で挫折ても、小さな夢で満足している人よりも上になるはずです。「少年よ大志を抱け Boys be ambitious.」日本人が世界で活躍するのを楽しみにしています。[ハートたち(複数ハート)]



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酉年2017新年のご挨拶 [鳥・動物]

梅の木とメジロ初詣の写真 メジロ


 明けましておめでとうございます。

 今年は酉年です。[TV]安倍首相は、「酉年は政治の大きな転換点」とおっしゃられたようです。


 酉は、本来鶏(ニワトリ)のことらしいのですね。当然のことですが、我が家には鶏が居ないのですが、変わりに様々な鳥が新年の挨拶に訪れています。鳥達は「おせち料理」代わりに、「みかん」や「庭の若草・土の中の虫」を啄んで行きます。


 梅もまだ蕾ですが、今年も鳥さんのお世話により(授粉して)実を成らせてくれそうです。皆様の願いも、実を結ぶ事を祈っております。[ぴかぴか(新しい)]



源義経・一ノ谷(城戸の戦い)の奇策「ひよどり越えの逆落とし」で有名なヒヨドリが好物のミカンを啄む写真 ヒヨドリ



 鳥さんの姿をカメラに収めるのは難しいのですが、何とか二種類収めることができました。鳥の画像で、このブログをご覧頂いている皆様への新年のご挨拶とさせていただきます。本年も宜しくお願い申し上げます m(__)m

※鳥の名称は、私自身は良く分からないので、間違えている可能性が有ります。悪しからず、ご容赦ください。
参考:サントリーの愛鳥活動

何事も挑戦! 夢は大きい方が良い やってみなはれ!




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